知っておきたい!日本の労働法と外国人労働者の権利
日本で働く際、自分の権利を正しく知っておくことは非常に重要です。日本の労働法は外国人にも平等に適用されます。「言葉がわからないから不当な扱いを受けても仕方ない」ということはありません。自分を守るための基本知識を身につけましょう。
最低賃金制度
日本には都道府県ごとに定められた最低賃金があります。2024年時点で全国加重平均は時給1,004円となっており、これを下回る賃金での雇用は法律違反です。給与明細を必ず受け取り、支払われた金額と照合する習慣をつけましょう。
労働契約書の確認
採用が決まったら、必ず「雇用契約書(労働条件通知書)」を書面で受け取る権利があります。記載されるべき事項は、労働契約期間、業務内容、勤務場所、労働時間・休憩・休日、賃金の計算方法と支払い日、退職・解雇の条件などです。口約束だけでの雇用はトラブルのもとになります。
残業・時間外労働
法定労働時間は1日8時間・1週間40時間です。これを超える労働には「時間外労働割増賃金(残業代)」が支払われなければなりません。割増率は通常残業で25%以上、深夜(22時〜5時)は50%以上、休日出勤は35%以上です。
有給休暇の権利
6ヶ月以上継続して勤務し、全労働日の8割以上出勤した場合、10日間の年次有給休暇が付与されます。これは国籍に関わらず、すべての労働者に与えられる権利です。
困ったときの相談窓口
外国人労働者向けの相談窓口として、外国人技能実習機構(OTIT)、各都道府県の労働局・労働基準監督署、法テラス(法律相談)などがあります。不当な扱いを受けたと感じたら、一人で抱え込まずにTHY JAPANのスタッフにもご相談ください。適切な機関へのつなぎをサポートします。
